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介護予防と口腔ケア@梅丘パークホール

【介護予防と口腔ケア
 平成27年4月12日、世田谷区歯科医師会主催「口腔介護講演会」@梅丘パークホールに出ました。本日の講師は、昭和大学歯学部教授(スペシャルニーズ口腔医学講座・口腔リハビリテーション医学部門)の高橋浩二先生です。大学と同じ約1時間半の講義でしたが、簡易的に骨子をお知らせさせていただきます。
 食べ物を上手に噛む(咀嚼・そしゃく)為には、舌を使い噛み合わせ場所に送り込み、さらに唇や頬の筋肉を緊張させ咀嚼されたものが噛む場所より外側に落ちないようにしながら、下顎を動かすことが重要です。
噛むことを十分行った後,口やのどを複雑にしかも絶妙なタイミングで動かし,飲込み(嚥下・えんげ)を行います。
 75歳以上になると肺炎の死亡率が急増します。誤嚥(ごえん)性肺炎の原因として口内細菌があげられ、口内を清潔にする(口腔ケア)ことがKeyとのこと、「粘り強い痰を口外に出す方法(排痰法)」「歯牙・粘膜・義歯・口内全体のクリーニング法」「頬側にたまった食べ物除去法」「頬の筋肉のトレーニング法」「舌の運動法」「構音(こうおん)訓練」等々のテーマで話され、最後に個々の実習も行われました。
 配布された飲み物にパウダーを入れ、約30秒かき混ぜ2~3分でトロミの出来上がり、そして初めての試食となります。感触として無味無臭の寒天状でしたが、トロミの濃さも調整出来てベストな介護食品という心証です。 食べる幸せ・生きる力は健口からでもあり、日々在宅訪問診療に携わる歯科医師として、今後も皆さまの健康寿命に少しでもお力添えしていきたいと思います。

【追記】受講席の真後ろに、私が約30年前歯科大学在籍中、実習担当医として直接ご教示いただけたK先生がいらっしゃいました。K先生は、現在世田谷区歯科医師会の幹部ドクターとしてご活躍されています。
閉会後の慌ただしいさ中、ご厚誼いただき深謝申しあげます。 (2015年4月)

【特別名勝】兼六園@石川県

【北陸観光in金沢市】
 先日,金沢まで初めて行きました。新幹線に乗るのは1989年8月以来です。
 開通間もない東京~富山・金沢間を結ぶ北陸新幹線(直通便・かがやき)に乗り込み, 出かける前夜に買った観光ガイド本を車内でライン引きしながらの「最高速度260Km (最速で2時間28分着)」アッという間の北陸入りとなりました。(石川県は雪国のイメージがありますが, 今年は暖冬で3月10日頃にはほとんど溶けていたとのことです)
 宿泊先は, 金沢駅前のビジネスホテルを1泊確保できた為「兼六園」「近江町市場」そして地元の方が推す隠れた名所でガイドブックにも載りにくい「尾山神社」in金沢城公園, そして「湯涌(ユワク)温泉」等々一気に廻り, 帰京の途につきました。(※都内に入りすぐ分かりましたが, 東京の方が肌寒かった!!)
今回は急な話でしたが, 次回はしっかりプランを立てリフレッシュ休暇を図りたいと思います。                      (2015年4月)

臨床のための機能解剖学@歯科医師会館 

【機能解剖学講習会】 
平成27年2月25日、世田谷区歯科医師会主催「学術講習会」に出席させていただきました。会場は当院から歩いて7分位で隣町(世田谷区梅丘)にあります立派な歯科医師会館で行われました。
梅ヶ丘は私が通った幼稚園と中学校があり,近くに区民憩いの場である羽根木公園(私が幼少の頃「根津山(ねずやま)と呼ばれていました)は,都内でも有名な梅園で今年は3月1日まで「梅まつり」が開かれます。
さてタイトル及び【参考資料】テーマで,先日(2月11日)NHK「ためしてガッテン」に出られた阿部伸一先生(東京歯科大学解剖学講座主任教授)の熱のこもった分かりやすい講義を受けました。動画による解説も頻繁に行われ,義歯の取扱いが多い当院の診療にも応用できる内容であり瞬く間の2時間でした。
 感謝申しあげますとともに,スキルアップし今後の臨床に少しでも反映させていきたいと思います。 (追:受講席の右隣に私が在学中,関東医科歯科大学リーグ(ボウリング部)他校交流戦で,一緒に投げた開業医のN先生と約30年ぶりにお会いできました。閉会後,忙しい中ご交誼いただき有難うございました)     (2015年2月)

あけましておめでとうございます 

謹んで新年のご祝詞を申し上げます
年頭にあたり新春をお祝いし, 本年の平和・安全と皆さまのご健康とご多幸な一年         
でありますようこころからお祈り申し上げます。
2015年の干支は「未」です。いわゆる「ひつじ」のイメージが強いですが,「未」
には成長途上の意味が込められています。団塊の世代がすべて75歳以上になる2025
年まであと10年。医療提供構築に向けたカウントダウンの始まりの年でもあります。
当院では今年も, 患者さまや地域住民および開業医の諸先生からのご意見を真摯
(しんし)にうけとめ, 最先端の医学をとりいれながら「急性期から在宅医療まで予防
医学を含めた総合的な歯科医療」を提供させていただき, 英知を集めた「魅力と
活力ある医療」をめざし, 皆さまのご健康にお役にたつようスタッフ一同最善の
努力をしてまいります。
本年も何卒ご指導・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
                  
2015年1月 正源司歯科医院 院長 正源司 孝                                          

訪問診療【その22】(104歳) 

【訪問診療】(その22) 
本日ご紹介します患者さまは,ホームページ経由でご家族から依頼いただいた104歳(明治43年生れ)の女性です。
ご高齢で全身の筋力低下に伴い歩行不能となったので,ご自宅で継続的な診療を行いました。病棟でも数少ない100歳超えの患者さまですが「自分の口にあった入れ歯を絶対に作るんだ」という強い意欲が受診されるたびに伝わってきます。
診査・診断後に義歯治療の開始です。顎の関節が緩いため脱臼や骨折をさせぬよう慎重に型採りを行いました。その後は顎の位置・噛みあわせ等の確認も行い仮り歯の完成です写真1 
口内で試適(してき)させ保険義歯のバネの適合状態も良好なので写真2のとおり上下部分義歯を完成させました。
そして新しい義歯を口の中に初めて入れる緊張のその瞬間です写真3 今まで不適合な義歯を長期間市販の義歯安定剤などを用いて何とかしのいできましたが、今回は粘膜への吸着などにおいても特に問題ありませんでした。義歯の調整などの口腔リハビリテーションおよび残っている歯牙に対する予防歯科的な処置を繰り返し行い,咀嚼(そしゃく)機能の回復を図りました。
敬老の日に頂いたという100歳長寿の表彰状写真4が壁掛けされていたので,ご承諾を得て撮らせて頂きました。ご家族の方曰く「表彰状がかなり大きく,額縁を探すのにとても苦労した」とのことでした。
「噛む力は生きる力、生きる力は噛む力」でもありますので,当院では外来受診が困難な患者さまのために今後も積極的に在宅診療を進めていきたいと思います。口内の健康回復と維持のためにも皆さん、あきらめずにがんばって受診しましょう。 (2014年12月)
(※写真をクリックされますと、PopUp(拡大)鮮明画像になります)

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