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目覚めの一服、最低でも30分は我慢しましょう 

目覚めの一服、最低でも30分は我慢しましょう
 先日、米ペンシルベニア州立大学の医療チームから「目覚め直後の一服は、肺がん口腔がんの発症リスクを高める」という研究結果が報告されました禁煙デコメ絵文字
 調査は、全米健康栄養調査に参加した約2000人の喫煙者から採取した血液サンプルと喫煙習慣を分析。その結果その日最初のたばこを起床後30分以内に吸う人は、31分以上経ってから「最初の1本」に手を伸ばす人よりも、たばこ特有の発がん物質の血中濃度が高かったとのことです。研究者は「起床後にすぐたばこを吸うと、より深く吸入するため肺がんや口腔がんの発症リスクを高める可能性がある」と分析しています。
 歯科口腔科領域におけるデータでは、頭頸部がんのうち、起床後30分以内の「最初の1本」と最も強く関係したのは咽頭がんでした。1時間以上経ってから吸う人の発症リスクを1とした場合、 2以上発症リスクがまることが示されています。その他、上あごにできる「口蓋がん」の発症リスクが1.87倍、舌の真下にできる「口腔底がん」は1.76倍でした。
 日本人の口腔がんは全がんの約2%と低い率ですが、50~60歳代の比較的若い年齢で発症します。口の中という狭い場所だけに、治療後は顔面の変形や食べた物がうまく飲み込めずむせたり、言葉を失うなどの大切な機能が損なわれることもあります困ったデコメ絵文字
 厚生労働省の研究によれば喫煙ー非喫煙者間の平均寿命の差は、男性で3.5~5年位でした。起床後すぐたばこを吸う人は「ニコチン依存症」の要素が強い為、致死的な肺がんの発症リスクも必然的に上がりますこの数年、日本人のたばこ離れは急速に進み、全男性の喫煙率は35%を割り込んでいます。(2012年度) まずは寝起きの30分、我慢できるかが禁煙への第一歩となり寿命も徐々にびてきますので、みなさん健康維持のため是非とも禁煙しましょう。

歯と口の健康週間 (6月4日~10日まで) 

歯と口の健康週間
 平成23年8月、歯科口腔保健法が初めて制定されたことにより、長年親しまれてきた「歯の衛生週間」が、平成25年度より「歯と口の健康週間」という呼び方に変わりました上の写真これは歯のみではなく、口腔およびその周囲等の健康を推進していくことが目的とされています。
 今年の標語は「健康は食から歯から元気からです。かつては「6歳臼歯を大切に(1930年度)」~「歯をみがこう それが我が家の合言葉(1970年度)」~「広げよう「噛(か)む」から始まる健康づくり(2010年度)」等など、種々時代背景が感じられますねいぬ ビックリ 驚きデコメ絵文字
  口内の健康を脅かす最大の問題は歯の喪失であり、その原因のほとんどは、歯周病(約40%)とむし歯(約30%)です。日ごろの手入れの仕方で歯の寿命の写真も違ってきます。小さなお子さまからご高齢者の方まで、口内の状態は十人十色ですよね。
 ご自分の歯やお口に合ったみがき方をすることにより、1本でも多く歯を保つことができます。またいつまでもおいしく食事を摂れることにより、全身の健康維持、そして豊かな生活にもつながるかと思われます幸せのクローバーデコメ絵文字
 歯みがきと口腔ケアはとても大切ですので、皆さん習慣化させ、日々健やかに過ごせますようにがんばりましょう歯ブラシを持った歯デコメ絵文字

訪問診療【その14】 

【訪問診療】(その14)
 本日ご紹介します患者さまは、80歳代の女性です。既往歴として硬膜下血腫・高血圧症などがあり、ご高齢でもあるので継続的な歯科外来受診が難しいため、ご息女さまから訪問診療の依頼をいただきました。
 主訴(特に気にされている症状)は、上の入れ歯(義歯)が不安定で食事中に落ちてしまうとのことです。
 先ず高等看護師による血圧測定(写真1) を行ってから、歯科診療に入ります歯ブラシを持った歯デコメ絵文字
 粘膜変形の是正、及びむし歯や歯周病の処置等(写真2)も施し、口内が落ち着いたタイミングを見定め、患者さまのご要望にも対応して材質のしっかりとした入れ歯をお作りしました(写真3)
  患者さまは、循環器内科医であった私の亡き父の友人医師(※私が歯科大学の学生時代からご厚誼いただき、当院開設時にも激励いただいた元.世田谷区医師会所属の救急外科病院・院長先生)の実妹さんであり、遅れ馳せ僅かながらでも恩返しできればという思いで、現在も口内のコントロールも兼ねて加療中でございます。
 入れ歯の吸着もよく(最初は取りはずすのに苦労されたみたいですおじぎ☆パンダデコメ絵文字)、しっかりと食事が摂れるようになりました。本当によかったですね~。義歯装着・調整後も安定しているので、とてもホッとしました笑顔デコメ絵文字  (※写真をクリックされますと、PopUp(拡大)画像になります)

脳卒中のリスク 

【脳卒中のリスク】
 先日、脳卒中関連についてのトピックスがありましたのでお伝えします。
 血圧や喫煙の有無などから血管年齢を算出し、脳卒中を発症する確率が予測できる画期的なシステムが、藤田保健衛生大の八谷寛教授らにより開発されました。
  国立がん研究センターとの共同で、全国の男女(40歳~69歳)約1万6千人に対し追跡調査を施し、生活習慣と健康診断のデータから、脳卒中の発症に起因する「年齢・性別・喫煙の習慣・肥満度・糖尿病の有無・血圧」の6項目について点数付けを行い、その合計点によって血管年齢と今後10年間で脳卒中になる可能性(%)や、血管の老化の度合いをほぼ正しく判定できるという方法が確立されました1
 リスクを高める要因として、年齢を除けば高血圧が最も大きく図2と3、男性の場合は続いて糖尿病・喫煙・肥満の順となり、女性は男性よりリスクは低いものの喫煙の影響が大きく、糖尿病・肥満と続いています。
 開発者は「血圧や喫煙、肥満度、糖尿病の4つを改善することにより、脳卒中のリスクがどれくらい小さくなるのかが分かるので、生活習慣を変えるきっかけにしてほしい」と話されています。(※脳卒中リスクの計算式はこちらになります)
 また「緑茶やコーヒーをよく飲む人は、飲まない人に比べて脳卒中になるリスクが20%程度低かった」写真4との研究結果を先のがん研究センターと国立循環器病研究センターのチームが発表しており、緑茶の血管保護効果やコーヒーの血糖値改善効果が特に影響するであろうとのことでした。
 当院での「在宅訪問診療」の患者さまにも脳卒中の方が多くみられますので、今回書かせていただきました。なによりも皆さまの健康が第一です。スタッフ一同お祈り申しあげます。 

訪問診療【その13】 

【訪問診療】(その13)
 今回ご紹介します患者さまは、内科医師からご依頼いただいた90歳の女性です。
 脊柱管狭窄症などの色々な病気に罹患しており、足腰が弱く続けての外来受診が難しいためご自宅までお伺いし、約2年間定期的に受診されています。
 初診時の口内状態は、強い口臭が伴う歯周病に罹患していました。舌苔(ぜったい)も付着しており、最初の1~2ヵ月間は歯周病の処置を重点的に行い写真1、口臭もかなり改善されました歯ブラシを持った歯デコメ絵文字
 歯垢や歯石を除去するとその下にむし歯が形成されている歯もあり、その場で急ぎ感染しているものを取り除き、保存修復処置を施しました写真2
 同時にタイムロスなく、上下部分入れ歯の作製も行いました。適合のよい新しい入れ歯を装着後、食事がとてもおいしくとれるようになり、体重も少し増えたとのことです。
 本当によかったですね~笑顔デコメ絵文字。口内の健康維持のため、今後もしっかりとコントロールしていきたいとおもいますおじぎ☆パンダデコメ絵文字
 

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